飛び抜けて頭の良い人

セミリタイア界のアイドルこと人生よよよさんのブログ記事(*) を
拝読して、思い出話をひとつ書き記す。

(*) https://jinseiyoyoyo.hatenablog.com/entry/2020/08/25/070000

なんかニュースで見たけど、高IQほど自殺願望がある人が多いらしいな 頭が回るから余計なことを色々考えてしまうんだろうなと思うよ 気づいてしまうんだろう、世の中の不条理、くだらなさみたいなものに 


大変言い得て妙な話だなと思いました。


飛び抜けて頭の良い人との思い出

この話ってブログで触れたことあったっけ?と思ってざっくり調べた。
https://uu17.hatenablog.com/entry/2019/04/16/234225
一応この投稿で「大変優秀で」と書いている人と同一人物になります。

そう、若くして亡くなったんです。自死です。

その方のことは、人生20+年の中でも時折思い返す特別な出来事という、
自分の中での位置づけになっています。

お盆を過ぎましたが、気の赴くままに回顧


その方とは、私が大学生の時に知り合いました。
男性で少しだけ年上の方です。
※恋愛関係にあったわけではない
当時、とある事柄を通じて出会った、というような人です。
(ぼかしてしか書けないです、ごめんなさい)
大学は違ったけど、同年代ということもあって交流がありました。

私が人生で出会ったすべての人の中で、いちばん頭が良いと思いました。
なお、記録は更新されてません。されることもないんじゃないかな。
何と言うか、一線を画す凄さを感じたのはその方だけです。

その共通の事柄において非常に優秀で、活躍されてる方でした。
若くして亡くなったけれど、大きな功績を残されました。

実は、私って結構いい学校出てるんですよ。
(無職ニートでこんな語彙力に乏しいへんてこブログ書いてるけど・・・)
その方はさらに上の上、すばらしい経歴の持ち主だったのですが、
分かる方には分かる話だと思うんですけど、
世のエリートにも、本物とそこそこのやつの二通りがいるじゃないですか。
ブチ抜いて本物だと思いましたね。
こんな人が存在するんだという驚きでした。

そんなことある?そんなこと分かる?ってお思いの読者の方もいると思うんですけど、
本当なんですってば!!
人づてに聞いた話ですが、その方って中高生の頃から地元で頭脳明晰ですごい人?として
ちょっとした有名人だったとか。。

私の説明力では限界を感じざるを得ないのですが、
何がすごいのかを言い表すとしたら、
「未来のことを考える脳」っていうんでしょうか。
それが圧倒的にある方だなぁと当時の私はすこぶる感心していました。

自分の未来も考えてるし、まわりの未来も考えてるし。
未来というのは、将来どうなるかみたいな大きな話ではなくて(それも考えてただろうけど)
日常レベルでのアクションで、普通の人の2手先、3手先というようなこと
を考える人だったんです。
それも苦なく。(たぶん)
そういった思考パターンが日常のようでした。
イメージ的には、起きてる間ずーっと将棋やってるみたいな?!そんな感じで
生きてる人っているんですよ。

で、スーパー人間みたいですが
全然冷たい人とかではなく、人当たりの良い、おもしろい人でした。

でもものすごくいろいろなことに何倍も気が付いているんだろうなあと思う時も
ありました。
そういうところが好きでした。
好き・・・というか、恐れ多くも、共鳴するものを感じていました。
向こうも、たぶん?それを感じているんだろうなあと思う時もありました。
分かるものがあるといいますか。
なんとなく人間として気の合う人だったんです。
(今となっては私側の見解しか分からないけど・・・)
昔のブログ記事でも書いてますが、私にとってそんな人ってめずらしくて
思えば人生で唯一くらいかも・・しれません。

ここでよよよさんの話とリンクしてくるのですが、
非の打ち所がないように見えるその方も大いに人生に悩むところがあったらしく、
「将来やりたいことが分からない」というようなことをちらっと口にするのを
聞いたことがありました。
「学問的には上り詰めたけど、目標を達成してしまって
これから先どうしたらいいか、何がしたいか分からない、漠然と不安だ」
というような思いがあったようです。
※書き方が変だったらごめんなさい!(天国へ向かって)

私が大学生の終わりの頃に亡くなったのですが
世の中の退屈さを半端なく感じていたのかなぁと思うところがあります。

それに、心に寂しさを抱えて生きているところのある人なのかなあと
思ったこともありました。
(すごく距離が近かったというわけではないので具体的には知り得ないのですが)
なんとなくそれが分かるのって、私もそうだからかもしれないね。

その方の実家は、厳格で真面目、若干過保護でしかも一人っ子みたいな感じ
だったようで、
傍から見たら「いい家庭」なはずなんだけど、自分に期待がかかっている、
のびのびとは生きられない、失敗できないという息苦しさもあったりしたようです。
元来の慎重な性格も相まって。
でも離れられない、変われない、みたいな。
家庭はなかなか捨てられないよね。

どんなに何かに秀でたとしても、
親から無条件に肯定されない体験っていつまでも一番つらいことなのかもしれないね。
かと言って、自分からそれを要求できない気持ちもものすごく分かります。

不平不満がないんじゃなくて、諦めている。
もしくは表し方が分からない。
素直な、心からの願いが叶ったことがなかった。
自己主張(わがまま)は悪とされてきたし、そこまで幼稚じゃない、プライドが許さない。
こんな世界に生きていたくない。


失敗なくちゃんと死んだあたり、さすが何でも成功してきた人、といったところだろうか。


また会いたかったなぁ。


本当にとりとめもなくなってしまって、私の中で重要エピソードなのに
全然上手く書けてる気がしないので
後日思い出したらまた追記するかもしれません。

コメント

このブログの人気の投稿

石原順と西山孝四郎は双子?

長生きと生活保護

住む場所を考える